脳科学に基づき,心の健康・パフォーマンス向上を支援する
計測技術の発展に伴い、ヒトの脳のはたらきを日常環境下で「可視化」することが可能になってきました。当研究室では、脳機能イメージング技術や生体計測技術、心理学的手法を用いて、「ヒトの脳(心)のはたらき」を理解する研究に取り組んでいます。そして、脳科学の知見を応用し、心の健康やコミュニケーションを支援する技術、学習やスポーツなどのパフォーマンスを向上させるメンタルトレーニング法の開発をめざします。
研究分野
神経科学、認知心理学、生体医工学、生体計測学、スポーツ健康科学
研究室で取り組んでいる主な研究課題
私たちの研究室では、以下の研究課題を中心に取り組んでいます。
- 神経生理学的「あがり」指標の開発とニューロフィードバックトレーニングへの応用
- 精緻な手指運動を計測するセンシング技術の開発とその応用
- 乳幼児の精緻な手指運動を誘発するオブジェクトデザインの開発
- 高齢者における手指の巧緻性/握力と認知能力の関係解明
- 大脳半球の左右差と自律神経活動の関係解明
- 対面コミュニケーションに伴う脳活動の計測